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(11)


レイと蓮夜
それにロウは、あんなこんなで依頼主のところに
に車で来ていた


黒い目をした少女は
オレンジ色に染まるキレイな夕日を見ていた


「けっこう掛かったねー3時間弱だ」


蓮夜が
腕時計を見ながら言った


「ねぇ蓮夜、依頼者さん何時に、何処で待ち合わせしてるの?」


レイは蓮夜の方を見て、聞いた


「んー? 後5分で、待ち合わせ時間だよ。 んで、場所はココ」


「へぇー ここなんだ」


レイは、辺りを見渡す


ここは入り口の
玄関先の駐車場である
駐車場は広かった


「ふぅ……」


レイが、ため息をつく


「どーしたの? レイ」


ため息を、つくレイに
顔をのぞきこむ、赤い瞳の少年


「いや……ロウが、マタタビに弱いだなんて、思わなかったから……アレは、すごかった」


ロウが
眉を寄せて、口を挟んだ


「オッオレは、そんなことしとらん!!」


「いや、したからね。 ロウ」


否定の言葉を、即答するレイ

ロウの顔は赤くなり、
言葉をつまらせながら、続けた

「猫の好きなマッ……マタタビに、だれが体をこすりつける!! 私はマタタビなど、キライだ!!」


そのロウの発言に
蓮夜は、キョトンとして


「ろーちゃん誰も、体に、マタタビに擦りつけてたなんて、言ってないよ」

にこやかに、笑う蓮夜


「!!」


ロウは
その場で、呆然と立っていた


頬を赤くして


「オレは知らん!! そんな事しとらん!! ただ、どんな匂いか、嗅いただけだ!!」


「いいや!! 擦りつけてた!!」


レイは、ロウに言う。


「擦りつけとらん!!」


「じゃあ、あの甘えた『きゅーん』って何よ!! 私は、ちゃんと聞こえたからね!!」


「!!!! そんなの、きっ、聞き間違えに、決まっているだろう!!」


「いいや、この耳で聞いたんだから!! ロウの甘えた『きゅーん』って!!」

レイとロウは、
あーだこーだ、言い始めた


そうしているうちに
どこからともなく、初老の男性が、近づいてきた


「あなたがここの、管理人さんで、依頼者ですか?」


蓮夜は
そんな1人と1匹を気にしないで、初老に話しかけた


「はい、そうです」


初老は背が高く、細身、そして白髪頭。 顔はふわっとした、優しい感じを、みにまとっいてた


服装は、茶色の長スボン、上はシャツを着ていた

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プロフィール

HN:
結城 レイ
性別:
非公開
職業:
どこぞの学生
趣味:
小物めぐり
自己紹介:
まいぺーす人間
ときに非情。ときに温和。ときに小説を放置。


好きなもの・メロンパン、小物、アンティーク、歌
嫌いなもの・大きな声(イライラします。あは☆←)
勉強、努力すること。
無事に大学にうかり家でだらだら


※ここにある記事の引用、パクリはしないでください。

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